やはり出てきたネガティブキャンペーン

  • 2008/05/15(木)

 せっかくの世界戦の前なのに…胸くそ悪いです。
 協栄ジムの亀田兄弟に対するファイトマネー未払い報道、「解約解除しても後々、マスコミ使って何かやってくるぞ」とは僕ら記者間でも話してはいたけど、やっぱり…。どう考えても先日の契約解除合意で清算したと思えるものですが、当事者は守秘義務があるので、後援会長なんて方が出てきたわけですね。で、朝のスポーツ紙は“真相”は触れずに、都合良いネガティブキャンペーンにそのまま沿った内容の記事を出しています。「なぜそんなことが起こったか」「だいたいこの後援会長はその後の経過をきちんと知っている人なのか」などの追加情報は本日の夕刊フジをぜひご覧ください。先輩記者がもっと公平な視点で取材していますよ。
 というわけで、小堀世界戦へ!激戦の予感も大きいですし滅多に見られないライト級の挑戦、さらに今までにない工夫があるという興行、地上波もないのでスカイA未加入者はぜひ会場へ。試合の興奮でリング外のゴシップをふっ飛ばしましょう!勝って小堀が警官に職務質問を受けなくなりますように!(笑)(片岡亮)

小堀、世界挑戦・・・大打撃戦の予感!

  • 2008/05/14(水)

 5月19日 ディファ有明 「KAMIKAZE」(18:30)
▼WBA世界ライト級タイトルマッチ 12回戦
 王者・ホセ・アルファロ(ニカラグア) × 同級7位・小堀佑介(角海老宝石)
▼10回戦
WBA世界ライト級1位・ポーラス・モセス(ナミビア) × ヤウヘン・クリュリク(ベラルーシ)

 満を持しての世界挑戦だ。ただ、世界戦の日本開催が非常に難しいクラスでのチャレンジが決定したことは喜ばしい一方、地上波放送がないことや小さな会場での開催など、また階級をひとつ上げてのターゲットになったことなど、残念な面もある。そう思うのは、それだけ小堀がこんな妥協を強いられる必要がないほどの実績を残してきたからだ。

 22勝(11KO)2敗1分。2つの黒星は11戦目までの若い時のもので約5年間無敗。06年1月、ハードパンチャー真鍋圭太を衝撃の2回KOで下して日本Sフェザー級王座獲得し、これを6度防衛。うち4回が1位の最強選手相手だ。さらに3度は月間MVPを獲得した熱戦で、昨年度のチャンピオンカーニバルMVP受賞者でもある。東洋王座も獲って残るターゲットは世界だけ。加えて、独特の天然ぶりを発揮するキャラクターで個性も十分。こういう選手がもっと正当に評価されるようになること、これは業界の大きな課題だ。

 連日の亀田騒動はせっかくの世界挑戦を戦前の盛り上がりに水を差すもので、僕自身も戦前に小堀について連載コラムで触れようかと思っていたが予定変更を余儀なくされ、かなり冷や冷やしていたのだが、ギリギリのタイミングで亀田兄弟が海外に行き、さらに四川省の大地震の痛烈なビッグニュースもあって騒動への報道は沈下。何とか救われた格好だ。ここは小堀に運があると思いたい。

 相手の王者アルファロはこれが初防衛戦だ。小堀より2歳下の24歳、20勝(18KO)3敗1無効試合。ニカラグアは北南米を結ぶ中米の真ん中、カリブ海に面したところにある。野生動物の宝庫であるコスタリカの隣国とあって、こちらも大自然を所有。しかし過去、火山や地震、さらに内戦によって苦しんできた。特に80年代前半は労働者の賃金が激減したことで“1日1食”の家庭が大半だった。それでも何度も復興を遂げてきた根性の国ともいえる。
 このハングリーな環境で育った王者は04年のデビュー年に9試合も行なうハイペース、11戦目まで1無効を挟む連続KO勝利、うち7つが初回でのものだ。05年15戦目にKO初黒星、17〜18戦目でWBAカリブ王座戦や、WBAラテン中央王座戦で、それぞれ判定負けと一時は停滞を経験したが、06年12月の再起から5連続KO勝利でWBAボリビアン級王座を獲得。翌戦では、プラウェート・シンワンチャーとの世界王座決定戦を制して、自身の復興を成し遂げた。このプラウェートはキャリア前半で坂本博之に初回KO負けしたことがあるが、その後99年から無敗を続けた強豪だった。

 中米屈指の強打者に対し、小堀は「打ち合う」ことを早々に宣言した。確かに小堀は階級をひとつ上げても困らないパワーと回転力を持っている。日本戦では度々被弾しても打たれ強さを見せ、ラウンドの終盤わずか2〜30数で一気に挽回してポイントを強奪してきている。この挽回劇に用いられる得意の“カミカゼラッシュ”は王者にとっても明らかに脅威のはずだ。本番強さを感じさせるところも頼もしい。王者、挑戦者ともKO決着を口にしている。大打撃戦の可能性は高い。

 そして、もうひとつ。本興行は小堀ファンクラブの代表・萩森氏が「大会プロデューサー」として仕切るユニークなものだ。ボクシングの興行に対して常々感じてきた“営業下手な部分”を補おうと奮闘する人間がいることは本当に嬉しい。主催者からはこの興行に至った経緯を前出の記事でコメント頂き課題も残ったが「従来のボクシング興行には見られなかった豪華な演出を見せる」と意気込んでいる。直接利益に跳ね返ってくるわけでもないのに強い情熱を示す、まさにこれが発展の礎ではないか。一体、どんな興行になるのか非常に楽しみになってくる。用意された席数は少ないが、ボクシングファンにはぜひとも主催者の情熱に応えて会場に足を運び、貴重な目撃者となってもらいたい。

 戦前の公開スパー。相変わらず小堀はマイペースのようで、王者のスパーには寝坊して見学し損ねる大物ぶりを発揮。対する王者はやや減量苦からの疲労を漂わせていた。ガッツ石松、畑山隆則に続く日本人3人目のライト級世界王者に機運上昇中――。(片岡亮)

チケット
小堀佑介応援シート ¥31000(写真集、DVD、記念Tシャツ付)
SRS¥30000 RS ¥20000 A¥10000  自由席¥5000(当日)
(問い合わせ:カミカゼチケットセンター 03-3524-8071)

大会HP http://www.kamikaze519.net/
小堀ブログ http://ameblo.jp/yuusukekobori/

5・17 日本Sフェザー級決定戦

  • 2008/05/12(月)

5・17後楽園
▼日本Sフェザー級王座決定戦 10回戦
同級1位・森田陽久(新日本仙台) × 同級2位・矢代義光(帝拳)

 翌日に世界戦を控える小堀佑介が返上の王座を争うもの。
 森田は00年デビューの12勝(4KO)5敗1分、黒星も重ねたが06年夏から4連勝中。もともとはライト級だったが、昨年に当時7連続KO中の日本フェザー級2位の青空西田を下す試合で評価を急上昇させた。前戦ではABCO王座V5のタイ人を下している。
 対する矢代は01年デビュー、19勝(10KO)1分の無敗。小堀をして「あまりやりたくない」と語らせた逸材でアマでも国体3位。途中、骨折のブランクがあったものの前戦では当時フェザー10位の13勝(5KO)1分の川村貢治と無敗対決を制している。
 プロテストに失敗経験もある叩き上げの森田と、アマエリートで無敗街道を走る矢代の対照的なボクシング人生の激突だ。また、この興行のセミでは粟生に日本王座戦で負けた2名のフェザー級ランカー、秋葉慶介と上野則之がそれぞれ8回戦に登場。秋葉は前述の川村と戦う。(片岡亮)

p。s。結果先送りとなった亀田兄弟の「協会預かり」問題は、6月上旬の理事会に持ち越されました。コミッション関係者によればどっちみち海外で試合をすることに異議はないとのことですが、ジムを自らやめる選択をした選手の「協会預かり」の決断は重要な“前例”になるだけに慎重な対応が求められます。一方で移籍問題による長いブランクを作る選手もいる中で、“亀田特例”の印象を与える流れだけは猛反対だと言っておきたいですが。

キックボクシング(NJKF/5.11)

  • 2008/05/12(月)

ニュージャパンキックボクシング連盟 08.5.11
START OF NEW LEGEND V 〜新しい伝説の始まり〜
於・後楽園ホール

桜井洋平がカリム・エル・オスロウティを青コーナーロープ際でヒジ打ち一発によるでKOで世界と名の付くタイトルを獲得。WFCAムエタイルール世界ライト級初代王者だそうである。レフェリーとジャッジ一人も海外から呼ばれ、世界戦の雰囲気はありました。どうか曖昧なタイトルにならないよう祈るのみであります。
健太は第2ラウンドにパンチでダウンを奪って優勢気味に進め判定勝利。第6代NJKFウェルター級チャンピオンとなる。

アンダーカード5回戦に出場した中で、宮越宗一郎(拳粋会)という選手がいました。所属ジムの連盟加盟によるNJKF初出場で、12戦8勝(5KO)3敗1分となりました。今、幾人もの2世キックボクサーがいますが、この宮越選手は元・新格闘術ライト級2位・内藤武氏の長男だそうです。やはり動きが速く細かいフットワークの父親似でした。内藤武さん、1982年1月に東洋フェザー級チャンピオン松本聖(目黒)と対戦し、ローキックで何度もダウンしながら表情変えずに判定まで戦った我慢強い試合が印象的です。

WBCムエタイと日本プロムエタイコミッションに関する話を今日も関係者から少々ながら聞いて参りました。6日にディファ有明で行われたジャパンムエタイセンター興行でのWBCムエタイルールで行なわれた試合は、半月前に行われたWBCムエタイの1回だけのレフェリー講習会の指導だけでは、評価が分かれる判定が多く、混乱を招いていた点が指摘されていましたが、まだ皆さん様子見のようで、結局、タイ国スポーツ局、タイ国プロムエタイ協会も認めない蚊帳の外で活動している様子で、「これじゃあいずれ自然消滅でしょう」という声が多く聞かれます。
これは私の予想ですが、賛同派、反対派、両方に知り合いがいるので、苦言するのはつらいのですが、JPMCは消滅に至らなくても立場を替え、名を替え、細々とやっていくのかもしれません。結局、既存のキック8団体及び、単一ジム興行を打つフリーのジムを含め、JPMC傘下に統一されることはほぼ無さそうです。

主要結果6試合。
他コメントある場合は画像とも後日入れます。
(堀田 5.12  1:00 / 上書き 5.15 23:15)

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第11試合 メインイベント WFCA世界ライト級王座決定戦 5回戦
桜井 洋平(前NJKFライト級王者/Bombo Freely・60.55kg)
. VS
WFCAオランダライト級チャンピオン/カリム・エル・オスロウティ(オランダ・60.80kg)
勝者・桜井洋平
KO 1R 1:09 /右ヒジ打ちによる10カウント
レフェリー / ジョン・バイルホウト
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第10試合 セミファイナル NJKFウェルター級王座決定戦 5回戦
1位/健太(E.S.G/66.25kg) VS 2位/古川 照明(インスパイヤード・M/66.68kg)
勝者・健太
3-0 (ジャッジ 松田 49-48. 和田 49-48. 山根 48-47)
レフェリー/センチャイ・トーンクライセーン
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第9試合 NJKF・J-NETWORK交流戦 60.0kg契約 5回戦
中須賀 芳徳(OGUNI・59.6kg)
. VS
J-NETWORKライト級1位/黒田 アキヒロ(フォルティス渋谷・59.8kg)
勝者・中須賀芳徳
KO 2R 1:50 中須賀の飛びヒザ蹴りによる10カウント
レフェリー 山根 正美
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第8試合 58.0kg契約 5回戦
NJKFフェザー級1位/岩井 伸洋(OGUNI・58.0kg)VS 上山 浩一(PIT・57.7kg)
勝者・岩井伸洋
TKO 4R 2:56 / 上山陣営よりタオル投入
レフェリー 小林 利典
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第7試合 NJKF・全日本 交流戦 ウェルター級 5回戦
全日本ウェルター級2位/クリストフ・プルボー(スイス/スクランブル渋谷・66.6kg)
VS
NJKFウェルター級3位/宮越 宗一郎(拳粋会・66.6kg)
勝者・宮越宗一郎
0-2 (ジャッジ 山根 49-49. 小林 49-50. センチャイ 48-49)
レフェリー 松田 利彦
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第6試合 ライト級 5回戦
NJKFライト級4位/一輝(OGUNI・61.1kg) VS HANAWA(ブリザード・60.6kg)
勝者・HANAWA
TD 5R 1:33 / 負傷判定 0-3 (ジャッジ 山根 49-50. 小林 49-50. 松田 48-50)
レフェリー 和田 良覚
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興毅、メキシコ出発 “協会預かり”は明日結論

  • 2008/05/11(日)

 さきほど亀田興毅がメキシコへと旅立ちました。現在の無所属のため“協会預かり”を申請中ですが、こちらは明日の理事会で協議される模様です。こうした問題にうんざりのファンもいるでしょうが、業界の対応ひとつひとつがプロボクシングの姿勢になるので見届けたいと思います。(16:30 片岡)